チリ鉱山作業員激励にNASAが一役-宇宙飛行士やセレブに協力要請

チリの鉱山で発生した落盤事故で 地下に閉じ込められた作業員33人を元気づけようと、米航空宇宙局 (NASA)が宇宙飛行士やセレブへの協力呼び掛けに一役買う見込み だ。救出までには最長4カ月を要するとみられている。

チリのアタカマ砂漠にあるサンホセ鉱山の地下約700メートルに作 業員らが閉じ込められてから26日が経過。これまでにチリサッカー界 のスター、イバン・サモラーノ氏やチリ代表サッカーチームのマルセ ロ・ビエルサ監督から作業員らを支援するメッセージが寄せられてお り、ピニェラ大統領も電話で激励した。

NASAジョンソン宇宙センターの医学担当副責任者、ジェーム ズ・ダンカン氏は31日、サンティアゴで記者団に対し「今後数週間か 数カ月で事態が進展すれば、他の人々も作業員らと連絡を取る機会があ るだろう」と指摘。これらの人々にはチリの有名人やNASAの宇宙飛 行士も含まれると述べた。

ピニェラ大統領は31日のテレビ放送で、救助チームが30日夜、 作業員らをトンネルから引き上げるのに十分な大きさの穴を掘り始めた ことを明らかにした。トンネル内の気温はセ氏30度を超える。2つ目 のトンネルを掘削する機器を設置している企業のウォルター・ヘレラ氏 は28日、当初4カ月と予想されていた救助までの期間が2カ月に短縮 される可能性があると語った。