英タレット、GFIを提訴-石油オプションブローカー引き抜きと主張

ディーラー間ブローカーの英タレ ット・プレボンは、同社に勤務していた石油オプションブローカー、ア ラン・ニューマン氏を同社との雇用契約が終了する前に採用したとし て、競合する米GFIグループのロンドン部門を提訴した。

タレットが7月下旬に提出し先週公開された訴状によると、被告 であるニューマン氏は同社のソフトコモディティー・非鉄金属オプショ ン部門でもマネジャーとして勤務。義務付けられていた半年前の退社予 告をせず、雇用契約が終了する前に退社した。契約終了前にGFIがニ ューマン氏に採用を申し入れ、契約違反を促したとされている。

タレットは少なくとも4回、従業員の引き抜きに関連して競合企業 を提訴している。今月には、ディーラー間ブローカーの米BGCパート ナーズに所属する幹部3人を、タレットの従業員のうち77人の離職計 画を支援したとして提訴した。

英金融サービス機構(FSA)の記録によると、ニューマン氏は 19日からGFIで勤務を開始した。タレットによれば、同氏は2009 年、顧客のために80万ポンド(約1億円)を超える利益を上げた。訴 状によると、ニューマン氏のタレットでの報酬は年俸10万ポンドと賞 与だったという。

タレットは、ニューマン氏が契約期間終了まで勤務した場合、「利 益を得た可能性があり損害賠償を請求する権利がある」と主張してい る。

GFIの広報担当者、パトリシア・グティエレス氏は係争中の訴訟 についてはコメントできないと述べた。ニューマン氏もコメントを控え た。

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