米AIG:台湾事業縮小を検討へ、現地当局が売却計画の申請却下で

米保険会社アメリカン・インタ ーナショナル・グループ(AIG)は、台湾部門の事業縮小を検討す る方針だ。同社が公的資金返済の一環として目指していた台湾の生命 保険部門を21億5000万ドル(約1810億円)で売却する計画は台 湾当局に却下された。

AIGは昨年10月、香港のプリマス・ファイナンシャル・ホー ルディングスと中策集団に台湾生保部門、南山人寿保険の株式98% 近くを売却することで合意していた。台湾金融監督管理委員会の呉当 傑副主任委員は台北での記者会見で、事業を運営する財務能力と長期 的取り組みの点で不十分と判断したと説明した。

AIGの広報担当者、ローレン・デー氏は、AIGが「数日以内 に南山の取締役会や上級幹部に会って最善策を決定する」と指摘。 「南山の継続保有による長期の関与を制限する複数の選択肢も検討す る」方針を明らかにした。

台湾経済部(経産省に相当)の黄重球次官が先の記者会見で述べ たところでは、プリマスは申請却下の正式通知受け取り後30日以内 に台湾側に異議を申し立てることができる。プリマスのロバート・モ ース会長は携帯電話への取材に対し、コメントを控えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE