ブラジル株:上昇、米消費者信頼感などを好感-月間ベースでは下落

31日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が上昇し、月間ベースの下げ幅を縮小した。米国の 消費者信頼感指数と住宅価格指数が予想を上回ったことで、ブラジル にとって第2の貿易相手国である米国の景気の足取りをめぐる懸念が 和らいだ。

MRVエンジェニャリア・エ・パルチシパソンエスは3%高と不 動産関連の上げを主導。鉱工業生産の伸びが鈍化したことで、トレ ーダーの間で金利先高観が後退した。ブラジル石油公社(ペトロブ ラス)は2.4%高。同社株式と交換する原油権益の価格を9月1日に 承認する可能性があるとジマーマン鉱業・エネルギー相が述べたこと が好感された。精糖会社コザンSAインダストリア・エ・コメルシオ は2.9%高。イタウ・ウニバンコ・ホールディングによる投資判断の 引き上げが材料視された。

ボベスパ指数は前日比1.4%高の65145.45。指数構成銘柄のう ち値上がりが45銘柄、値下がりは20銘柄。同指数は月間ベースで

3.5%下落し、下落率は今年5月以後で最も大きい。

バンコ・モダル(リオデジャネイロ)で30億レアル相当の資産の 管理・運用に携わるエドゥアルド・ロシェ氏は「市場は米国の景気回 復を懸念してきた」とした上で、ブラジルの鉱工業生産は「なおしっ かりしており、力強い成長トレンドを示している」と指摘した。

この日発表された7月のブラジルの鉱工業生産は前月比0.4%増 加。ブルームバーグがまとめたアナリスト36人の予想中央値(0.8% 増)を下回った。

同国の金利先物2012年1月限の利回りは13ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)低下し、11.28%となった。通貨レアルは0.2% 高の1ドル=1.7553レアル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE