著名投資家ビッグス氏:かなりのリスク取っている-景気後退予想せず

【記者:Rita Nazareth、Carol Massar】

8月31日(ブルームバーグ): 米ヘッジファンド、トラクシス・ パートナーズの共同創業者である著名投資家のバートン・ビッグス氏 は、米大手企業の株価が割安な水準にあり、経済が3年間で2回目の リセッション(景気後退)に陥る可能性も低いことを理由に挙げ、「か なりのリスク」を取っていることを明らかにした。

ビッグス氏は31日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーで、今は投資を手控えたり、相場の下落を見込んだ投資行動をする 時期ではないと指摘。「景気が大幅に減速する確率は20%で、ごくわ ずかだ」とした上で、石油サービス関連企業や不動産投資信託(RE IT)のほか、「質が高く、時価総額が大きい米国企業」を選好してい ると説明した。

トラクシス・パートナーズは2009年、S&P500種株価指数が12 年ぶりの安値を付ける中で株式を購入し、プラス38%の運用成績を記 録した。ビッグス氏は7月26日、株価上昇を見込んだ投資がファンド の投資の75%を占めると述べた。これは、各国政府による景気刺激策 の解除が早過ぎるとの懸念から株式投資比率を半分の約35%に引き 下げた3週間前の方針を転換するものだ。ビッグス氏はこの日、7月 に2つの賭けに勝ったと語った。

S&P500種株価指数は景気回復に対する懸念が広がる中で、4 月に付けた年初来高値から14%下落している。

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