独フォルクスワーゲン:日本など6カ国で資産担保証券の発行を検討

欧州最大の自動車メーカー、 独フォルクスワーゲン(VW)の金融サービス部門、フォルクスワ ーゲン・ファイナンシャル・サービシズは、投資家のすそ野拡大を 目指し、日本など6カ国で資産担保証券(ABS)の発行を検討し ている。

31日の投資家向け資料によると、VWはこの日、ドイツの自動 車リースを担保とした4億7500万ユーロ(約510億円)規模の 証券の販売を開始した。日本やブラジル、ポーランドで発行する可 能性がある。同社はまた、オランダとフランス、スペインにある傘 下部門を通じての販売も検討している。

2008年9月のリーマン・ブラザーズ・ホールディングス破た んを受け、証券化市場が凍結し、上乗せ金利は記録的な高水準に上 昇した。その1年後、VWは4億7500万ユーロの発行に踏み切り、 欧州でABSを公募発行した初めての企業となった。

VWの資料によると、将来的には中国とオーストラリアでも証 券化商品の発行を検討する可能性がある。フォルクスワーゲン・フ ァイナンシャル・サービシズにとってABSは2番目に大きな資金 調達方法で、全体の9%となっている。そのほかは長期債が22%、 コマーシャルペーパー(CP)が4%となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE