米消費者信頼感指数:現況は雇用悪化で2月来の最低

米消費者信頼感指数は8月に上 昇し、市場予想も上回った。期待指数の上昇を反映したもので、現 況指数は雇用の悪化を背景に2月以来の最低に沈んだ。

米民間調査機関のコンファレンス・ボードが31日発表した8 月の消費者信頼感指数は53.5に上昇。ブルームバーグがまとめた エコノミスト予想の中央値は50.7だった。前月は51と、速報値 (50.4)から上方修正されたものの、5カ月ぶり低水準にとどま った。

現況指数は24.9と前月の26.4から低下、2月(21.7)以来 の最低に落ち込んだ。今後6カ月の期待指数は72.5と、前月の

67.5から上昇した。前月の指数は今年2月(62.9)以来の最低に 落ち込んでいた。

RBCキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、トム・ ポーセリ氏は、「今月の上昇にもかかわらず、消費者信頼感は驚く ほど低い水準にとどまっている」と指摘。同氏は53.2への上昇を 予想していた。「現時点では消費者に多くを期待するべきではない」 と述べた。

現在は雇用が十分にあるとの回答者の比率は3.8%と前月の

4.4%から低下し、昨年12月(3.1%)以来の最低となった。同 比率は昨年12月、2007年末から始まった景気後退期でボトムを 形成していた。現在は職を得るのが困難との回答は45.7%と、前 月の45.1%から上昇した。これは3月以来の最高。

所得増加予想は1割で低迷

6カ月後の雇用が増加していると回答した割合は14.6%と、 前月の14.2%から上昇。6カ月後の所得増を見込んでいる割合は

10.6%と、前月と同率にとどまった。同比率は09年3月に7.8% まで落ち込んだところで、今回の景気循環局面のボトムを形成。同 年5月に10.8%と二桁台を回復したが、その後ほぼ横ばい圏にと どまっている。

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