米シティ:中国の従業員、今後3年間で最大1万2000人に増強へ

米銀シティグループは、中国で の従業員を今後3年間で最大1万2000人と、ほぼ3倍に増強する 計画だ。世界の主要国では最も速いペースで成長する同国で、英銀 HSBCホールディングスとの競合が激化することになる。

シティグループのアジア地域の共同最高経営責任者(CEO)、 スティーブン・バード氏は31日のインタビューで、同社がアジア 太平洋地域のほかの市場よりも、中国で採用を増やすと述べた。シ ティの広報担当、ジェームズ・グリフィス氏によると、同社の中国 の従業員は4500人、アジア全体では5万人に上る。

シティのビクラム・パンディットCEOは中国に対する期待を 高めている。同国では銀行の新規融資が昨年は過去最高の1兆 4000億ドルに拡大した。バード氏は25日、HSBCや英銀スタ ンダードチャータード銀行とは違い、シティには中国で株式を公開 する計画はなく、アジアで取得した資金を事業拡大に充てると話し ていた。

バード氏は「中国はシティが世界的に重要視する市場の一つだ」 と発言。「当行には消費者向け銀行業で積極的な拡大計画があり、 中国当局が容認する限り速いペースで支店を開設する意向だ」と語 った。

シティは中国に現在29支店を持つが、年内に10支店を新たに 開設する。しかし、これはHSBCの102支店、スタンダードチャ ータード銀の59支店をなお下回っている。

スタンダードチャータード銀の中国部門の従業員は4000人超。 同社は利益全体の4分の3をアジアで稼いでいる。HSBCは同国 に5000人以上を抱える。

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