若者の睡眠不足は「うつ」や躁鬱の引き金にも、5時間未満は危険-研究

睡眠不足は若者に深刻な精神障 害を引き起こし、これが成年期まで長引く場合がある。オーストラリ アでの研究から分かった。

医学誌「スリープ」で1日公表された研究によると、睡眠時間が 恒常的に5時間未満の若者は8-9時間の人に比べ精神障害を患う確 率が3倍になる。

研究は睡眠と若者の精神障害との関連に注目した初めてのもので、 問題が生涯にわたって続くことを避けるため早期の対応が必要なこと を浮き彫りにしたと、研究を率いたシドニー大学教授、ニック・グロ ズィアー氏は述べた。

同氏は8月31日のインタビューで、慢性的に精神の不調を繰り 返す若者は成人になって、抑鬱(よくうつ)障害や躁鬱(そううつ) 病などより深刻な障害を発症し、生涯を通じてそうした症状が出るこ とが示唆されたと説明した。

研究はシドニー大学とジョージ・インスティチュート・フォー・ グローバル・ヘルス(シドニー)がオーストラリアのニューサウスウ ェールズ州の若者(17-24歳)約2万人を対象に1年半にかけて実 施した。

米国立睡眠財団(NSF)によると、10代の若者は1日少なく とも8時間半眠るのが望ましいが、平日これだけの睡眠を取っている のは15%にすぎなかったという。

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