米AIGの生保部門売却計画、台湾当局が申請認めず(Update1)

米保険会社アメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)が公的資金返済の一環として目指し ていた台湾の生命保険部門を21億5000万ドル(約1810億円)で売却 する計画は、台湾当局が申請を却下した。

台湾経済部(経産省に相当)の黄重球次官は31日、台北での記者 会見で、香港のプリマス・ファイナンシャル・ホールディングスを中 心とする投資家グループからの買収申請を却下したと発表した。AI Gは昨年10月、プリマスと香港の中策集団に台湾生保部門、南山人寿 保険の株式98%近くを売却することで合意していた。

黄次官によれば、プリマスなどは申請却下の正式通知受け取り後 30日以内に台湾側に異議を申し立てることができる。

破たんの恐れが高まり2008年9月に米政府に救済されたAIG は、受け取った総額1823億ドルの公的資金の返済に向け資産売却を進 めており、このまま台湾の生保部門売却計画が頓挫すれば打撃となる。

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