みずほFG株が公募価格割れ、見切り売り増加-7年ぶりの120円台

みずほフィナンシャルグループの 株価が前日比2.3%安の129円まで下落。7月に実施した公募増資後に 初めて公募価格130円を割り込み、修正株価ベースでは2003年8月以 来、約7年ぶりの120円台に突入した。海外景気の不透明感が根強いな か、日本銀行の追加金融緩和による国内景気への押し上げ効果も限定的 との見方が出ている。

大和証券キャピタル・マーケッツ金融証券研究所・投資戦略部の高 橋和宏部長は「ファンダメンタルズと比較した株価の割安感や配当利回 りの高さから7月には高水準の売買高を記録したが、その後株価が下げ 止まらないため、日本株相場が年初来安値に接近する中で損失が膨らむ 前に売っておこうとする向きが多い」と述べた。中期的には保ち合い解 消に伴う売りなど需給面に不安要因があり、買いが入りにくいという。

日本銀行が前日に発表した追加の金融緩和措置による影響について は、ドイツ証券の山田能伸アナリストが30日付リポートで「今回の金 融緩和は日々の資金過不足への対応としての意義はあるが、銀行貸し出 しを通じての景気活性化という効果は限定的」と指摘している。

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