ユタカ技研株連騰、日本とアジアで受注上振れ業績増額-低PBRも

ホンダ直系の排気系・駆動系部品 メーカーのユタカ技研株が一時、前日比6.6%高の1829円と連騰。8 月9日以来、約3週間ぶりの高値を付けた。日本やアジアでの受注好 調を背景に前日に今期業績予想を増額修正しており、1株純資産(2498 円)大きく下回る中、足元の好業況を見直す買いが優勢になった。午 前終値は5.8%高の1815円で、ジャスダック市場の上昇率13位。

ユタカ技研が30日の取引終了後に発表したリリースによると、 2011年3月期(今期)の連結売上高予想を従来の1770億円から前期比

8.7%増の1810億円、営業利益を78億円から同27%増の87億円へ、 純利益を40億円から同17%増の46億円へそれぞれ上方修正した。日 本、アジアでの予想を上回る受注増が売り上げの伸びに貢献、利益面 では円高による目減りの影響はあるものの、増量効果などで予想を上 回る見込みという。

独立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュの高田悟シニアアナリス トは、ホンダの台数増に伴い、供給する部品の数量も増加したと分析。 さらにユタカ技研株は、株価純資産倍率(PBR)が約0.7倍など「以 前から指標面で売られ過ぎ感があった。上方修正により割安感が強ま り、一気に買われた」との見方を示した。

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