6月米住宅価格は伸び鈍化、8月消費者信頼感5カ月ぶり低水準付近か

6月の米住宅価格は回復の勢い が鈍化し、8月の消費者信頼感は5カ月ぶり低水準付近にとどまった もようだ。景気回復に対する不安の高まりを示唆しているとエコノミ ストらは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、全米20都市を 対象にした6月の米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケ ース・シラー住宅価格指数は前年同月比で3.5%上昇(21社の予想 中央値)と、5月の同4.6%上昇から伸び鈍化が見込まれる。また同 日、米民間調査機関コンファレンス・ボードが発表する8月の消費者 信頼感指数も前月の水準付近にとどまったとみられる。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ債券ストラテジスト、 ガイ・リーバス氏は「住宅市場は二番底のただ中にあり、販売が落ち 込み、価格も低下する公算大だ」と指摘。「消費者は自分たちのバラ ンスシートを修復している状態だ。さらに住宅価格が下がれば、個人 消費に相当な問題が生じるだろう」と話した。

6月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は午前9時(ニュー ヨーク時間、以下同じ)に発表される。ブルームバーグ調査での予想 レンジは前年同月比2.5%-4.2%上昇。予想通りなら、2001年のデ ータ集計開始以来の最低水準に落ち込んだ09年1月(同19%低下) 以降の改善傾向にブレーキがかかることになる。

コンファレンス・ボードは午前10時に8月の消費者信頼感指数 を発表する。ブルームバーグ調査では同指数は50.7(68社の予想中 央値)と7月(50.4)からほぼ変わらずと見込まれる。予想レンジ は47.5-55。7月は2月以来の低水準だった。同指数の平均は09 年が45、07年12月までの景気拡大期は97。

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