ヘッジファンドの天然ガス買い越し:今年の最低水準に-相場底入れか

ヘッジファンドの天然ガス相場 上昇を見込む買い越しが今年の最低水準まで減少した。過去の例が参 考になるとすれば、これは相場底入れの兆しである可能性がある。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジフ ァンドなど大口投機家のガス先物とオプションの買越残高は24日終 了週に16%減少し、3週連続で落ち込んだ。ガス相場は昨年9月、7 日のレーバーデーの祝日後に63%上昇した。相対力指数を示すチャー トは、今年も昨年同様に相場が反発する可能性があることを示唆して いる。

クレディ・スイス・セキュリティーズUSAのテリ・ビスワナス 氏によると、発電所が燃料を石炭からガスに切り替えるとの見方やハ リケーンの影響でメキシコ湾での生産に支障が出るとの観測が高まっ ており、ガス相場は反発すると予想される。ガス在庫が10月末まで に過去最高に近い水準まで積み上がるとの見方が広がるなか、今年は ガス市場への投資が減少し、相場は先週、11カ月ぶりの安値まで下げ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のガス相場が上昇したの は今月に入ってわずか5日。30日終値は前週末比10.7セント (2.9%)高の100万BTU(英国熱量単位)当たり3.812ドルだっ た。

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