豪4-6月のGDP:成長加速か、インフラ支出と鉄鉱石輸出で-調査

オーストラリアの今年4-6月(第 2四半期)の経済成長は加速したもようだ。日本や米国の景気回復に 減速の兆しが見られるものの、豪政府のインフラ支出や中国向けの鉄 鉱石輸出増加が寄与したとみられる。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト23人の予想 中央値によると、4-6月の国内総生産(GDP)は前期比0.9%増 加したと見込まれる。1-3月(第1四半期)の伸び率は0.5%だっ た。豪統計局はシドニー時間9月1日午前11時半に経済統計を発表 する予定。

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は、中国の資源・ エネルギー需要が豪州の鉱業ブームに拍車を掛け、豪州経済は加速す るとの見通しを示している。鉱業の活況は、昨年10月から今年5月 まで6回にわたる政策金利の引き上げによる個人消費の鈍化を補う格 好となっている。

コモンウェルス銀行のシニアエコノミスト、クレーグ・ジェーム ズ氏は「豪州は20年連続の成長を達成しつつあるが、そこに隠され た実態はここ2カ月間の景気の勢いの弱まりだ」と指摘。「この勢いの 喪失は個人消費に明らかに表れている。政策金利の据え置きが長期に 及ぶほど、内需見通しは明るくなる」と述べた。

エコノミストの予想によると、第2四半期GDPは前年同期比で は2.8%増が見込まれている。1-3月は2.7%増だった。

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