自動車の燃費性能で等級表示制を導入も-米政府が30年ぶり見直しへ

米政府による新車評価表示の 30年ぶり見直しで、自動車メーカーは燃費をアルファベットで「A +」から「D」までの等級で評価される可能性がある。

等級による評価案によると、電気自動車で燃費が1ガロン (3.78532リットル)当たり117マイル(188キロ)以上の車種は 最高ランクの「A+」となる一方、伊フェラーリの「612スカリエッ ティ」は燃費が同12マイルで、最低ランクの「D」の評価となる。 この等級評価は、車両に張ってあるステッカーに表示されている1 ガロン当たりの走行マイルを重視した情報と置き換えられるという。

運輸省道路交通安全局(NHTSA)のデービッド・ストリッ クランド局長は30日の電話会議で「この見直し作業は長年の懸案だ」 と述べ、「これらの従来の石油中心の表示はもはや不十分だ」と指 摘した。

4月に燃費基準の30%引き上げを打ち出した米自動車監督当局 は、等級制度の導入が消費者向けに燃費改善のPR活動の改善につ ながるかどうか調査を進めている。政府は一般に意見を求めており、 1ガロン当たりの走行マイルを重視した従来の表示方法を維持する 可能性もある。

ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車など米国で自動 車を販売するメーカーで構成される業界団体、米国自動車工業会 (AAM)のデーブ・マッカーディ会長は「文字による等級評価は、 合格か不合格が決まる学校時代の記憶が染み付いたものであるため、 この案は期待に届かないものだ」との見解を示した。

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