AGHD株2年ぶり高値、「ワンピース」関連伸び業績増額

音楽や映像ソフトを手掛けるエイ ベックス・グループ・ホールディングスの株価が反発。人気アニメ「ワ ンピース」の関連商品などが好調で、4-9月の連結業績は従来計画を 上回る見通しと30日発表した。収益上振れが評価され、前日比4.1% 高の1260円と、2008年8月4日以来約2年1カ月ぶりの高値に戻した。

4-9月の連結営業利益は従来予想を41億円上回り、前年同期比

3.2倍の54億円を見込む。映像事業でワンピースのCDやDVDとい ったパッケージ商品の販売が伸びているほか、音楽事業で利益率の高い ベストアルバムや旧譜パッケージ商品の売れ行きが堅調なことも寄与す る。第3四半期以降に予定していた一部音楽CDの発売前倒しも、収益 押し上げ要因。

独立系調査会社ティー・アイ・ダブリュの岡敬シニアアナリストは ワンピース関連の好調に加え、人気アーティストであるEXILEや東 方神起などの音楽アルバムもヒットしており、「売上高が伸びる一方、 前期にかさんだ販促費は減少。映像配信のBeeTV事業で赤字が縮小 傾向に転じていることもあり、収益力は強まっている」と指摘。会社側 は今回、通期(11年3月期)業績予想を据え置いたが、「いずれ上方 修正される可能性が高い」と、同氏はみている。

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