英BP油井の恒久的封じ込め、数日遅れる見通し-暴風雨に伴う荒波で

米国史上最大の沖合原油流出事故 が発生したメキシコ湾の油井を恒久的にふさぐことを目指す英BPの取 り組みが、荒波の影響で2日か3日遅れるとの見通しを、米政府対策本 部のアレン本部長が示した。

現場の油井付近に停泊したリグ(石油掘削装置)に乗船中のアレン 本部長は30日の電話会議で、高さ8フィート(約2.4メートル)の波 があるため海面下約1マイル(約1610メートル)にある重いバルブの 部品を取り除き交換するのは危険と指摘した。暴風雨は向こう3日間に わたってマコンド油井付近にとどまる可能性があるとみている。

アレン本部長は作業に当たっているリグから電話会議に参加し「大 波が発生する間に振り子のような動きが生まれている」と指摘。「何ら かの理由で荒天が収まれば、すぐに作業を開始するだろう」と述べた。

BPは今月、油井の上部から全長5000フィートのセメントプラグ を挿入した。マコンド油井を恒久的にふさぐためには底部からもセメン トを注入する必要がある。油井からの流出量は計490万バレルと推計 されている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE