欧州株:総じて上昇、米統計を好感-月間ベースでは大幅安

欧州株式相場は総じて上昇。 米消費者信頼感指数や住宅価格指数が予想を上回ったことが好感さ れた。ストックス欧州600指数は月間ベースでは5月以来の大幅安。

仏通信会社イリアッドは2008年以来の大幅高。同社が発表 した1-6月(上期)決算は2倍以上の増益となった。アイルラン ドの食品最大手、ケリー・グループは5.4%高。同社は利益見通し を上方修正した。

一方、オーストリアのライファイゼン国際銀行ホールディング は2.3%安。同行の決算で純利益がアナリスト予想を下回ったこと が嫌気された。

ストックス欧州600指数は251.31と、前日比0.1%未満 の上げ。騰落比率は11対10だった。同指数は月間ベースでは

1.6%下げた。米連邦準備制度理事会(FRB)が景気回復は恐ら く予想よりも「緩やかなペースになる」との見方を示したほか、米 住宅統計や製造業受注がエコノミスト予想を下回ったことが売りに つながった。

チェルシー・フィナンシャル・サービシズ(ロンドン)の金融 アドバイザー、ダリウス・マクダーモット氏は、「市場は小さな悪 材料に反応して極めて動きが荒くなっているため、少しでも良い材 料が出れば大きく反発する可能性がある」と指摘。「米経済は懸念 材料だが、中長期的に見れば株価には割安感がでているようだ」と 語った。

イリアッドは6.8%高。同社の上期決算は純利益が1億7140 万ユーロと、前年同期の7200万ユーロから増加した。

ケリー・グループは2010年通期の利益見通しを上方修正した。 年初からの業績が「堅調」であることを理由に挙げた。

ライファイゼン国際銀行ホールディングが発表した4-6月 (第2四半期)の純利益は7100万ユーロと、前年同期の2200万 ユーロから増加したものの、アナリスト予想の9900万ユーロは下 回った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE