NY原油(30日):4日ぶりに下落、景気懸念とドル上昇で-74.70ドル

ニューヨークの原油先物相場は 4営業日ぶりに下落。7月の米個人所得の伸びが予想を下回り、米経 済の回復が難航するとの懸念が強まった。

原油は約1週間ぶりの高値から下落。米商務省が30日に発表し た7月の個人所得は前月比0.2%増と、ブルームバーグがまとめた エコノミスト66人の予想平均0.3%増を下回った。ドルがユーロに 対して上昇したことも代替投資先としての商品の魅力を弱めた。

コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイ ス)のチーフ市場ストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は、「景気 失速を示す兆候が多く見られる」と指摘。「政策当局者は平静を装っ て手段はたくさんあると言っているが、もう手は尽きているのではな いかと、私は思い始めている」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日比47セント(0.63%)安の1バレル=74.70ドルで取引を終了 した。月間ベースでは5.4%安と、5月以降で初めてのマイナスと なった。過去1年間で2.7%上昇している。

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