PIMCOエラリアン氏:米雇用の「失われた10年」、構造的失業を反映

世界最大の債券ファンドを運用 する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO) のモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)は、米雇用の「失 われた10年」は、米雇用市場の構造的変化を反映しているとの認識 を示した。

エラリアン氏は30日、ブルームバーグラジオの番組「ブルーム バーグ・サーベイランス」で、「米国のセーフティネット(安全網) は非常にもろい」と述べ、「カリフォルニアで失業したらよそに移っ て次の仕事を見つけるというように、米経済は雇用市場が極めて柔軟 であることを前提に成り立っている。だが、現在起きているのは構造 的失業だ」と説明した。

エラリアン氏は、2008年の信用市場崩壊をきっかけとする膨大 な財政赤字や規制強化に先進国が苦しむ中、世界的な経済成長率は向 こう3-5年にかけて平均を下回るとの見通しを示した。

エラリアン氏によると、PIMCOは投資収益を求めてより質 の高い資産に運用資産をシフトした。ブルームバーグのデータによれ ば、PIMCOの共同創設者であるグロース氏が運用するトータル・ リターン・ファンド(運用資産2340億ドル=約20兆円)の過去1 年間のリターン(投資収益率)はプラス11.8%だった。

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