日銀は円高対応で「困難」に直面-元IMF高官のクルーガー氏

国際通貨基金(IMF)の前筆頭 副専務理事で現在は米ジョンズ・ホプキンズ大学の国際経済学教授の アン・クルーガー氏は30日、ソウルで開かれた記者会見で、日本銀行 の臨時の金融政策決定会合や、米景気支援の方針に関するバーナンキ 連邦準備制度理事会(FRB)議長の先週の発言について次のように コメントした。

◎円高阻止を求める声が強い中で日銀が30日開いた会合について:

「日銀が困難なかじ取りを強いられるのは確実だ。前回介入した ときに日銀は、介入に効果はなく、同じ政策を再び使うことはないと の結論に達した」

◎米金融当局は必要に応じて景気回復を支援する措置を取ることがで きるというバーナンキFRB議長の発言について:

「回復局面には常に、良い状況もあれば悪い状況もある。米国は 現在、そうした段階にある」

「景気の兆候は強弱まちまちだ。住宅市場は落ち込んでいる。今 後数年もそうだろう。回復までには今しばらく時間がかかるというこ とだ。その意味で、景気回復はさほど力強いものにならないとの見方 が強い」

「FRB議長の発言は、今後状況が悪化する場合でもFRBには 取り得る手段があることを示した」

-- Editors: Sunil Jagtiani, Stephanie Phang

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Eunkyung Seo in Seoul at +82-2-3702-1639 or eseo3@bloomberg.net; 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +81-3-3201-7553 or canstey@bloomberg.net

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