エーザイ抗凝固薬「E5555」、副作用押さえリスク軽減の公算-研究

エーザイが開発している抗凝固薬 「E5555」は、深刻な出血の可能性を高めずに心臓まひや死亡、発作、 血管の閉塞(へいそく)のリスクを減らす可能性がある。欧州心臓病 学会がストックホルムで30日公表した2つの研究報告で明らかにな った。

研究報告によれば、標準的な治療で現在服用している薬とともに E5555を投与された患者は、偽薬を処方された患者に比べて副作用が 生じにくくなったという。E5555は、フランスのサノフィ・アベンテ ィスと米ブリストル・マイヤーズ・スクイブが販売する「プラビック ス」と競合する可能性がある。

2つの研究は東海大学の後藤信哉氏が主導。研究に関する発表文 は「出血リスクを高めない効果的な抗血小板薬が必要だ」と説明。後 藤氏は、E5555の試験結果はおおむね良好だが、「有効性と安全性を 見極めるためにさらに適切に精度を強化した試験が必要だ」と指摘し ている。

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