独首相、連銀に対応要求-ザラツィン理事のユダヤ人発言で

【記者:Tony Czuczka】

8月30日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相は29日、ド イツ連邦銀行(中央銀行)のザラツィン理事によるユダヤ人やイス ラム系移民らに関する発言について、「全く受け入れ難い」と述べ、 連銀に対応を求めた。

同日遅くにARDテレビが放映したインタビューで同首相は、 「連銀は独立機関であるので、わたしが言えるのは、連銀内で話し 合いが持たれるものと確信しているということだけだ」と指摘。さ らに、連銀はドイツの「顔」であり、「世界に対しても重要な存在 だ」と語った。ウェーバー連銀総裁によると、連銀は30日にコメン トを発表する。

ザラツィン理事は29日付の独紙ウェルト日曜版のインタビュー で、ユダヤ人は他とは異なる「特定の遺伝子」を持っていると語っ たほか、イスラム系移民は他の移民らと比べ、欧州に溶け込む上で より多くの問題を抱えていると発言した。ドイツの政治家やユダヤ 人代表らは同発言を批判していた。

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