7月の米個人消費支出と所得は増加か、自動車販売の回復で-BN調査

【記者:Courtney Schlisserman】

8月30日(ブルームバーグ):7月の米個人消費支出(PCE)は 増加したもようだ。自動車販売が4カ月ぶり低水準から持ち直したこ とが背景にあるとエコノミストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、7月のPCEは 前月比0.3%増(67社の予想中央値)が見込まれる。6月は同変わら ずだった。また、個人所得も同0.3%増(62社の予想中央値)と、政 府による失業保険給付の延長が一部寄与したとみられている。

支出の増加は、物価が過去1年で最大の上昇となったことも反映 しており、インフレ調整後でみると支出の増加分はほぼ帳消しとなるこ とを示唆している。雇用機会の不足や信頼感の後退で米国民は支出を減 らしており、インテルやJクルー・グループなどの米企業は業績見通 しを引き下げている。

三菱東京UFJ銀行のシニア・マクロ・エコノミスト、エレン・ゼ ントナー氏(ニューヨーク在勤)は「消費者は実際のところ、必要以上 の買い物をするために外出してはいない」と述べ、米経済は「かなり不 安定な状態にある」と指摘した。

商務省は午前8時半(ワシントン時間)に7月のPCEを発表する。 調査での予想レンジは前月比変わらず-0.5%増。

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