インド:4-6月GDPは前年比8.8%増か、2年半ぶり高成長-調査

インドの2010年4-6月(第2 四半期)の国内総生産(GDP)はここ2年半で最も速いペースで拡 大した可能性がある。世界的な景気回復の足取りがもたついているに もかかわらず、インド準備銀行(中央銀行)への利上げ圧力が高まり そうだ。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、第2四半期のG DPは前年比8.8%増加(27社の予想中央値)と予想されている。イ ンド中央統計機構は、31日のニューデリー時間午前11時(日本時間 午後2時半)に数値を発表する予定。

GDPの5分の1弱を占める輸出、賃金上昇、個人消費がインド の経済成長を押し上げており、米国や中国、日本の成長鈍化の影響を 免れている。インド中銀はアジア地域で最も積極的に金融引き締めを 行っており、先週も最優先課題はインフレ抑制だと表明していた。

英スタンダード・チャータード銀行のエコノミスト、サミラン・ チャクラボルティー氏(ムンバイ在勤)は「先進国・地域の景気回復 は脆弱で世界の市場には不安要因となっているが、インドでは内需が 力強いため、そうした懸念はあまり強くないようだ」と指摘した。

インド中銀は7月27日に、今年度(10年4月-11年3月)の経 済成長率について、8.5%と3年ぶり高成長を見込むと発表。インフ レ指標となる卸売物価指数(WPI)上昇率は今年1月以降、10%前 後から10%超で推移している。

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