アジア株:5週間ぶりの大幅上昇-日銀臨時会合やFRB議長発言で

30日のアジア株式相場は上昇。M SCIアジア太平洋指数が5週間ぶりの大幅な上げとなっている。日 本銀行が臨時の金融政策決定会合で円高抑制策を発表するとの観測が 広がったほか、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米 景気回復の継続を確実にすると表明したことが好感された。

海外の売上高が全体の約84%を占めるホンダが大幅高。MSCI アジア太平洋指数上昇に対する寄与度は同指数構成銘柄の中でトップ となっている。日銀が「必要な金融調節事項の検討を行うため」に今 回の臨時会合を開催したことが買い材料となった。

商品価格の値上がりを受けて、世界最大の鉱山会社、英・オース トラリア系BHPビリトンは1.2%高。韓国の建設会社、大林産業は

5.1%高。韓国政府が29日、住宅ローン貸し出し規制を緩和すること を明らかにしたことを好感した。

みずほ証券の北岡智哉シニア・ストラテジストは、日銀の動きに ついて「週末想定されていたより早い実施となった。6、7日の正式 の会合まで円高を放置するのではという見方があっただけに、きょう はプラスで評価される」と見ていた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時14分現在、前週 末比1.5%高の118.55。7月23日以来で最大の上昇率となっている。 指数構成銘柄のうち、値上がり銘柄と値下がり銘柄の割合は約12対1。

日経平均株価の午前終値は前週末比274円33銭(3.1%)高の9265 円39銭。

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