欧州株:ほぼ変わらず、買収観測でゾディアック急伸-自動車株は安い

欧州株式相場はほぼ変わらずで 取引を終えた。ストックス欧州600指数は先週まで週間ベースで3 週連続安だった。この日は自動車関連株が下落したものの、企業買収 活動が再び活発化し、これが買いを誘った。

欧州最大の航空機座席メーカー、ゾディアック・エアロスペー スは急伸。仏電子機器メーカーのサフランがゾディアック買収案を再 提示する準備を進めているとの仏経済紙ラ・トリビューンの報道が手 掛かり。

仏医薬品メーカー、サノフィ・アベンティスも上昇。同社は遺 伝性疾患治療薬で世界最大手の米ジェンザイムに、約185億ドルの 買収案を提示したことを公表した。仏自動車部品2位のヴァレオは下 落。同社が年末に需要減速を見込んでいるとの報道が嫌気された。

ストックス欧州600指数は前営業日比0.1%未満下げて

251.16。今年5月に記録した年初来安値からは8.2%上げた。各国 中央銀行が低金利を維持し、景気浮揚のために国債を購入しているの が材料となっている。

ベーデル・バンク(フランクフルト)の調査責任者、ロバー ト・ハルベル氏(フランクフルト在勤)「われわれには中銀からの完 全な支援がある」と述べた。

ゾディアックは10%高。ラ・トリビューンは匿名の関係者の話 を基に、サフランがゾディアックに買収案を提示するかどうかを数日 以内に最終決定すると報じた。

サノフィは0.7%高。ジェンザイムはサノフィの提示額が安過 ぎるとして買収案を拒否した。

ヴァレオは2.4%下落。ストックス欧州600指数産業別19指 数のうち自動車株は最大の下げだった。

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