英BPエンジニアが圧力データの解釈誤る、社内調査で判明-関係者

英BPのメキシコ湾の油井で発生 したリグ(石油掘削装置)「ディープウオーター・ホライズン」の爆発 事故に関する社内調査で、噴出が差し迫っていることを示唆する圧力 データを同社のエンジニアが誤って解釈していたことが判明した。事 情に詳しい関係者1人が明らかにした。

調査結果が公にされていないことを理由にこの関係者が匿名で語 ったところでは、リグに搭乗していたBPのマネジャーらは、4月20 日のマコンド油井の安定性試験のデータの解釈を誤り、原油や天然ガ スよりも重い掘削泥水を海水に入れ替える作業を開始した。リグは沖 合掘削請負会社トランスオーシャンが所有し、BPにリースしていた。

海水の比重が小さ過ぎたため、天然ガスの噴出を抑えることがで きず、リグの爆発で作業員11人が死亡。400万バレル余りの原油が流 出する事態となった。

関係者によると、BPは社内調査結果を10日以内に公表する考え。 営業時間外にBPの広報担当スコット・ディーン氏の電話にコメント を求めるメッセージを残したが、これまでのところ返答はない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE