ブラジル株(27日):3カ月ぶり大幅高、商品高を好感-レアルも高い

27日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が3カ月ぶりの大幅高となり、今週の下げの一部を 取り戻した。商品相場の上昇で資源株が買われるとともに、米国の4 -6月(第2四半期)の成長率がエコノミスト予想を上回ったことも 好感された。

金属相場が上昇し、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは3.1% 高。国営石油会社、ブラジル石油公社(ペトロブラス)も高い。原油 権益と株式の交換条件をめぐる政府との交渉で合意が近いとの観測が 手掛かりとなった。

ソリドゥス証券で10億レアル相当の運用に携わるギリェルメ・サ ンド氏は「ここ何営業日か相場は下げてきており、米GDP統計は一 部が懸念していたよりは若干良かったこともあり、ブラジル株は上昇 した」と語った。

ボベスパ指数は前日比2.7%高の65585.14と、5月27日以来の 大幅高。週間ベースでは1.6%の下落。BM&Fボベスパ小型株指数 は同1.4%高の1274.47。通貨レアルは0.6%高の1ドル=1.7510 レ アルと3日続伸。

米第2四半期の国内総生産(GDP)成長率は前期比年率1.6% 成長に改定され、ブルームバーグがエコノミストを対象に行った調査 の予想中央値を上回った。今週は、一部の米経済指標が予想以上に景 気の弱さを示す内容だったことで同国株式が下落する中、ブラジル株 はそれに追随する形で下げていた。

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