NY原油(27日):続伸、FRB議長講演を好感-週間で3週間ぶり上昇

ニューヨークの原油先物相場は 3日続伸。週間ベースでは3週間ぶりにプラスとなった。米連邦準備 制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が景気回復継続に向け対策を 講じると表明したことが好感された。

原油は今月2日以来の大幅高。S&P500種指数は1.4%上昇 した。バーナンキ議長は27日、ワイオミング州ジャクソンホールで 開かれたカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムで、連邦公開 市場委員会(FOMC)は景気回復の継続を確実にするため、「あら ゆる可能な手段を講じる」と表明した。また、米商務省が発表した第 2四半期の実質国内総生産(GDP、改定値、季節調整済み、年率) で伸びが予想を上回ったことも原油の買いを誘った。

サミット・エナジー(ケンタッキー州)の商品アナリスト、マッ ト・スミス氏は、「今朝のバーナンキ議長の講演は、米GDPの発表 と同様、極めて重要だった」と指摘。「講演後、状況は好転した。株 が上昇し、最近よく見られるように原油も株につれ高となった」と続 けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日比1.81ドル(2.47%)高の1バレル=75.17ドルで取引を終了 した。週間ベースでは2.3%上昇。月初来では4.8%安と、5月降 で初めてマイナスとなっている。過去1年間の上昇率は3.7%。

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