フェルドシュタイン教授:GDP再下降リスク相当ある

米ハーバード大学のマーティ ン・フェルドシュタイン教授(経済学)は、米国経済は依然として 弱く、脆弱(ぜいじゃく)で、実質国内総生産(GDP)が再び下 降する可能性は「相当ある」との認識を示した。

フェルドシュタイン教授は、ブルームバーグラジオのインタビ ューで、「GDPが再び下降するリスクはまだ相当あると言えるだ ろう。恐らく3分の1の確率だ」と語った。

米商務省が発表した2010年4-6月(第2四半期)の実質国 内総生産 (GDP、改定値、季節調整済み、年率)は前期比1.6% 増と、速報値から下方修正された。

フェルドシュタイン教授は、われわれの前にあるのは「弱い経 済」であり、「成長のペースが鈍化した脆弱な経済だ」と続けた。

同教授はまた、訪問先のワイオミング州ジャクソンホールから ブルームバーグ・テレビジョンのインタビューに応じ、GDPの内 容は依然として「非常に弱い」と指摘、経済成長が再び落ち込んだ 場合、米国がリセッション(景気後退)から抜け出せていないこと を示唆するだろうと述べた。

フェルドシュタイン教授は、「経済が再び下り坂になれば、米 国は引き続きリセッション状態にとどまっていることになるが、そ れは現時点では不明だ」と指摘した。

同教授は米景気の拡大・縮小の転換点を判断する全米経済研究 所(NBER)の委員会メンバーで、1977年から82年までと1984 年から2008 年までの2度にわたり所長を務めた。

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