米GDP:第2四半期1.6%増に鈍化、企業利益も減速

2010年4-6月(第2四半期) の実質国内総生産は速報値から下方修正された。在庫投資の下方修 正と貿易赤字の拡大が影響した。

米商務省が発表した第2四半期の実質国内総生産(GDP、改 定値、季節調整済み、年率)は前期比1.6%増加と、速報値の2.4% から下方修正された。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミストの予想 中央値は1.4%増だった。第1四半期のGDPは

3.7%増だった。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は27日、ワ イオミング州ジャクソンホールで開かれたカンザスシティー連銀 主催の年次シンポジウムで、「最近発表された経済統計は一段と弱 くなってきたが、2011年の成長への条件は整っている」と説明し た。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのチーフエコノミスト、 ジョン・シルビア氏は、「景気はやや減速した。下半期は引き続き 減速するだろう」と述べ、「薄氷の上を滑っているようなものだ。 失敗の余地はあまりない」と続けた。

経済全体の約70%を占める個人消費は2%増加と、速報値の

1.6%増から上方修正された。商務省によると、電気・ガスの利用 増が反映されている。第1四半期の個人消費は1.9%増だった。

貿易赤字額

第2四半期の貿易赤字額は4450億ドルと速報値の4259億ド ルから拡大した。GDPへの寄与度はマイナス3.37ポイントと、 1947年第4四半期(マイナス4.16ポイント)以来最大のマイナ ス。輸入は32.4%増と、1984年以来で最大の伸びだった。

在庫の寄与度は0.63ポイントと、速報値の1.05ポイントか ら下方修正された。第1四半期の寄与度は2.64ポイントだった。

第2四半期の企業利益は4.6%増と、昨年第2四半期の低い伸 びにとどまった。今年第1四半期には10.5%の伸びを記録してい た。

企業の機器・ソフトウエアに対する投資は24.9%増と1983 年以来で最大の伸び。速報値の22%から上方修正された。オフィ スビルや工場を含む建物への投資は前期比で0.4%増にとどまっ た。

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