欧州国債保証コスト、8月は過去最大の上昇へ-危機解決へ信頼揺らぐ

クレジット・デフォルト・スワ ップ(CDS)市場では、欧州国債の保証コストが上昇し、月間ベ ースで指数設定以来最大の上昇へと向かっている。域内各国政府の 財政危機解決能力への信頼が失われつつあることがうかがわれる。

CMAによると、国債15銘柄のCDSスプレッドで構成する マークイットiTraxx・SovX西欧指数は月初来で38.75ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し153.5bpとな っている。

イタリアとアイルランド、スペインのスプレッドも月間で過去 最大の上昇に向かっているほか、ポルトガルは4月以降の最大、ギ リシャは6月以来で最大の上げとなる見込み。

ユーロ圏のいわゆる周縁国は成長減速に見舞われつつある。赤 字を欧州連合(EU)の協定の範囲内に収めるための緊縮財政は個 人消費の重しとなるほか、税収も落ち込ませる。米経済の減速傾向 も、世界中で景気が二番底に陥るとの懸念を浮上させた。

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