欧州債(27日):ドイツ国債、反落-FRB議長が景気支援を示唆

欧州債市場では、ドイツ国債相場が 反落した。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米景気支 援に向けてあらゆる可能な手段を講じると表明したことを受け、30年 債利回りは過去最低から上昇に転じた。

独10年債利回りも上昇。ドイツ連邦統計庁がこの日発表した8月 の同国の消費者物価上昇率がエコノミスト予想以上の落ち込みとなっ たことを背景に、一時は過去最低まで6ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)に迫る場面もあった。

バーナンキ議長がこの1年間の経済成長は「弱過ぎ」、失業率は「高 過ぎ」との認識を示したことをきっかけに、欧州と米国の株式相場は値 を戻した。

ドイツ銀行(ロンドン)の債券ストラテジスト、モヒト・クマール 氏は、「バーナンキ議長の経済への見方は極めてハト派的だが、デフレ リスクを懸念していないようだ」と発言。「国債を代価にして株高とな った」と語った。

ロンドン時間午後5時46分現在、独30年債利回りは4bp上昇 の2.7%。週間ベースでは19bp低下した。一時は2.578%まで下げ た。同国債(表面利率3.25%、2042年7月償還)価格は前日比0.995 ポイント下げ111.655。

10年債利回りは6bp上げ2.21%。25日に付けた過去最低は

2.09%。2年債利回りは前日比3bp上昇し0.64%となった。

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