英国:4-6月のGDP改定値1.2%増、01年以来の高成長

英国の2010年4-6月(第 2四半期)国内総生産(GDP)は速報値から上方修正された。企 業の在庫再構築と建設の急増により、01年以来の高い伸びとなっ た。

英政府統計局(ONS)が27日発表した4-6月期のGDP 改定値(季節調整済み)は前期比1.2%増。先月23日公表の速報 値は1.1%増だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト25 人の調査中央値でも1.1%増が見込まれていた。前年同期比では

1.7%増となり、速報値(1.6%増)から上方修正された。

成長加速は、英経済を脅かすリスクについて、イングランド銀 行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)メンバー間の意見の相 違を拡大させる可能性がある。MPC内には、英経済へのインフレ リスクが増大しているとの見解と、リセッション(景気後退)再来 を防ぐため追加景気刺激が必要との意見が混在している。

インベステック・セキュリティーズのエコノミスト、フィリッ プ・ショー氏(ロンドン在勤)は統計発表前の電話インタビューで、 「本質的に、7-9月(第3四半期)の成長率が4-6月期と並ぶ 可能性はゼロだが、そこそこの数字にはなるとみている」として、 「刺激策拡大が必要にはならず、MPCがもうしばらく金融政策の 現状維持を続ける可能性が、最も高いと考えている」と語った。

ONSによると、GDPのうち建設の項目の伸びが1982年以 降で最大の前期比8.5%に引き上げられたことが、全体の上方修 正につながった。企業在庫は9億8300万ポンド増加し、7四半期 ぶりに積み増しを示した。

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