米大型株、中小型株や米国債をアウトパフォームへ-ブラックロック

米投資会社ブラックロックで650 億ドル(約5兆5000億円)相当の世界株式・債券の運用に携わるデニ ス・スタットマン氏は、個人消費が落ち込むなか、大型株が中小型株 や米国債をアウトパフォームするとみている。

スタットマン氏は、ヘルスケア製品最大手の米ジョンソン・エン ド・ジョンソン(J&J)やソフトウエアメーカー最大手、米マイク ロソフトなどは世界的な事業展開を行っており、豊富なキャッシュフ ローを持つ上、10年物米国債の利回りを上回ることもある配当を提供 していると指摘した。調査会社モーニングスターのデータによると、同 氏が運用するブラックロック・グローバル・アロケーション・ファンド は過去10年間に年7.1%のリターンを上げ、同種のファンドで4位の 運用成績となっている。

同氏はインタビューで、「米国の最大手20-30社で割高な企業は 見当たらない」と述べた。

同氏や米資産運用会社グランサム・マヨ・バン・オッタールー (GMO)のジェレミー・グランサム氏やレッグ・メイソンのビル・ミ ラー氏など、ブルーチップと呼ばれる米大型株に投資する投資家が増え ている。ブルームバーグの集計データによると、大型株のパフォーマン スは過去10年間と今年に入ってからも中小型株を下回っている。スタ ットマン氏は、向こう2-3年には大型株への投資から利益が上がるだ ろうと予想している。

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