東武株続伸、鉄道収入上振れやスカイツリー効果見込みTIW格上げ

関東地盤の私鉄大手、東武鉄道株 が一時前日比1.1%高の482円と続伸。鉄道運輸収入の上振れや東京・ 墨田区で建設中のスカイツリーの人気スポット化の波及効果を見込み、 一部アナリストが業績上方修正の可能性に言及したため、収益期待の 買いが先行した。

独立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュ(TIW)の水田雅展シ ニアアナリストは26日、東武の投資判断を従来の「2(中立)」から 「2プラス(中立プラス)」に引き上げた。水田氏はブルームバーグと のインタビューで、鉄道会社は第1四半期に比較的高い業績が出やす いと指摘。それを考慮しても、「第1クオーターの進ちょく具合が良く、 順調に進んでいる」との認識を示した。

会社側は、2011年3月期の連結業績を売上高で前期比0.6%減の 5760億円、営業利益で0.1%増の300億円、純利益で14%減の120億 円と見込み、7月30日の4-6月期(第1四半期)決算発表時にはこ の通期計画を据え置いていた。

TIWでは現在、今期業績について会社側計画と同数値を予想し ているが、水田氏は第1四半期の鉄道運輸収入が期初想定の1%減に 対し、0.2%減にとどまっている点に言及。また、同社が建設中のスカ イツリーの人気が運輸収入に寄与してくる可能性もあり、通期業績に 上方修正の余地があると見ている。

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