NY金先物:来週は上昇か、景気失速懸念が金需要を後押し-調査

来週のニューヨーク金先物相場は 上昇しそうだ。景気失速懸念の高まりを受け、資産価値の保存手段と なる金への需要が増加しているためだ。

ブルームバーグ・ニュースがトレーダーや投資家、アナリストら 18人を対象に実施した調査によると、13人(72%)が来週の金相場は 上昇するとの見通しを示した。下落を予想したのは5人だった。ニュ ーヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の金先物12月限 は今週初め以降26日午前11時半(日本時間27日午前零時半)までに 1%上昇し、1オンス=1240.90ドル。過去最高値は6月21日に付け た1266.50ドル。

今週発表された7月の米耐久財受注は予想を下回る伸びにとどま った上、7月の新築住宅販売は予想に反して減少した。27日発表予定 の4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は前 期比年率1.4%増と、速報値の2.4%増から下方修正される見通しがブ ルームバーグのエコノミスト調査で示されている。

VTBキャピタル(ロンドン)のアナリスト、アンドレイ・クリ ュチェンコフ氏は「景気減速をめぐる不透明感が引き続き投資家の間 に広がっている。米経済の現状については特にそうだ」と指摘し、金 相場には「さらに上昇余地が出てくるだろう」と語った。

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