株式ファンドから資金流出、割合で日本株からが最大-EPFR

世界の株式ファンドからの25 日終了週の資金純流出額は71億ドル(約6010億円)となった。 一方、世界の債券ファンドには、米国と欧州の景気が勢いを失って いるとの懸念を背景に約52億ドルが流入した。調査会社EPFR グローバルがデータをまとめた。

EPFRが電子メールで配布した資料によると、米株式ファン ドからは54億ドルが純流出。新興市場株式ファンドへの流入額は 過去13週で最小だった。金額ベースでは米株ファンドからの流出 が最大だったものの、運用資産全体に対する割合では日本株ファン ドからが最大の流出だった。

開発途上国の債券に投資するファンドには10億ドルの資金が 流入し、このままいけば年間ベースで過去最大となる。米債に投資 するファンドは25億ドルの流入だった。

先進国と新興市場国の銘柄で構成するMSCI・AC世界指数 は月初来で4.2%下落している。経済統計で日本や米国、中国の 景気減速が示されたほか、格付け会社スタンダード・アンド・プア ーズ(S&P)がアイルランドの信用格付けを引き下げたことなど が響いた。世界の景気回復が失速するとの懸念を背景とした債券へ の資金逃避で、米2年債とドイツ30年債の利回りは今週、過去最 低を記録した。

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