クロズナー元FRB理事:経済政策でFRBのみに頼ることはできない

元米連邦準備制度理事会(FRB) 理事のランドール・クロズナー氏は、FRB単独で米経済を支えるこ とはできないとの見解を示した。

同氏は26日、ブルームバーグラジオのインタビューで、「FRB が提供できる支援は多いとは思うが、政策面でFRBのみを頼ること はできない」と指摘。「良好で健全な財政政策が必要だ」とした。米ワ イオミング州ジャクソンホールで今週始まるカンザスシティー連銀主 催の年次シンポジウムを前に話した。

バーナンキFRB議長は同シンポジウムで27日に「経済見通しと FRBの政策対応」と題する講演を行う予定だ。

現在、シカゴ大学ブースビジネススクールの教授を務めるクロズ ナー氏は、米企業による雇用が低迷していることについて、「FRB単 独ですべてを正すことはできない。支援は可能だが、できないことも ある。企業は状況が極めて不確かだという理由で、現金を抱え込んで いるのだろう」と話した。

また米経済について、「不確実性が極めて高い時期であり、年末時 点の財政政策がどうなるかに大きく左右されるだろう」との見方を示 した。

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