キリン:メルシャン完全子会社化、111億円規模の株式交換で

ビール国内首位のキリンホールデ ィングスは、不適切取引が発覚していた子会社メルシャンを111億円規 模の株式交換で完全子会社化する。不適切取引の最終報告を踏まえて経 営基盤やコーポレート・ガバナンスの強化が必要と判断した。

キリンが東証で27日開示した資料によると、メルシャン1株にキ リン0.14株を12月1日付で割り当てる。現在キリンはメルシャン株の 50%を保有しており、残り全株を株式交換で取得する。これに伴いキリ ンは新株933万6502株を発行する。前日株価終値で算出すると111億 円規模の株式交換になる。メルシャンは11月26日に上場廃止になる。

株式交換比率ではキリンが三菱UFJモルガン・スタンレー証券、 メルシャンがフロンティア・マネジメントに算定を依頼した。メルシャ ンは5月に水産飼料事業部での不適切取引が表面化、複数年で約65億 円の損失が発生した。これに対する第三者委員会の最終報告書がこの日、 取締役会で報告された。

メルシャン株は前日比10円(6.8%)高の158円で取引が進んでい る。株式交換比率ではメルシャン1株は166円と評価された形になる。 キリン株は同38円(3.2%)安の1150円(午前10時7分現在)。

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