米企業の社債保証コスト、7週間ぶり高水準-景気減速懸念強まる

【記者:Shannon D. Harrington】

8月26日(ブルームバーグ): 26日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが約7週間ぶ りの高水準に上昇した。カンザスシティー連銀が管轄地域の製造業は 鈍化したと指摘したことで、景気減速が進んでいるとの懸念が強まっ た。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後4時57分(日本時間27日午前5時57分)現在、1.8 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の114.6bpと、6 月7日以来の高水準。バンク・オブ・アメリカ(BOA)傘下のメリ ルリンチの社債保証コストも6月11日以来の高水準に達した。航空会 社のUALやコンチネンタル航空も上昇した。

今週に入って市場では、住宅販売の低迷や予想を下回る耐久財受 注を手掛かりに、米国がリセッション(景気後退)に逆戻りするとの 懸念が強まった。ムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミス ト、マーク・ザンディー氏は、景気が二番底に陥る可能性は30%強に 上昇したと指摘する。

ザンディー氏はこの日のブルームバーグテレビジョンとのインタ ビューで、その確率は「不快になるほど高い」とし、「失業率は9.5% だ。リセッションに逆戻りすれば、そこからすんなりと脱却するのは 非常に厳しくなる」と述べた。

カンザスシティー連銀は同日、製造業が8月に鈍化し、前月比で の改善を報告した企業がなかったことを明らかにしている。

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