ブラジル株:ボベスパ指数は6日続落、失業率低下で利上げ懸念

26日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が6日続落し、ここ2週間で最大の下落率となった。 鉄鋼株が値下がりした。国内失業率の低下を受けて、政策当局が景気 鎮静化のための利上げに動くとの観測が広がった。

MRVエンジェニャリア・エ・パルチシパソンエスは4.2%安、 B2Wコンパニア・グローバル・ド・バレジョは2.6%安となり、住 宅建設と小売株の下げを主導した。7月の失業率が予想に反して

6.9%に低下したことが手掛かり。国内2位の製鉄会社ウジミナスは

3.3%安。鉄鋼価格が鉄鉱石と石炭の調達コストの上昇ペースに追い付 かないとの見通しをサンタンデール銀行のアナリストが示したことが 売り材料となった。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は、「7%を下回る失業率となったことで金利見通しへの懸念が より高まる」とした上で、「特に米国での景気回復への懸念はまだ残っ ている」と指摘した。

ボベスパ指数は前日比1.4%安の63867.48と、8月11日以来の 下落率となった。BM&Fボベスパ小型株指数は同0.9%安の1256.36。 通貨レアルは0.1%高の1ドル=1.7620レアル。

同国の金利先物市場では利上げ見通しが高まった。金利先物2012 年1月限の利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上 昇し、11.35%となった。同国統計局がこの日発表した7月の失業率は 6月の7%から低下し、ブルームバーグがまとめたアナリスト31人の 予想中央値(7%)も下回った。

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