NY原油(26日):約3週間ぶり大幅高、-73.36ドル

ニューヨークの原油先物相場は 約3週間ぶりの大幅高。景気減速を示す兆候が増える中、この日発 表された米新規失業保険申請が予想より少なかったことで、雇用情 勢をめぐる懸念が緩和された。

原油は一時2%上昇。米労働省が発表した21日終了週の新規 失業保険申請件数が1カ月ぶりに減少したことが材料視された。ま た、ドルがユーロに対して下げたことで、代替投資先としての商品 の魅力が強まった。原油は25日にはバレル当たり70.76ドルと、 11週間ぶりの安値まで下げていた。

ドイツ銀行のエネルギー担当チーフエコノミスト、アダム・シ ミンスキー氏(ワシントン在勤)は、「ドルの下落と、新規失業保 険申請の減少が買い材料となった」と指摘。「原油の取引レンジが 70-80ドルなら、今は75ドルに向かって値を戻している状況だ」 と付け加えた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は 前日比84セント(1.16%)高の1バレル=73.36ドルで取引を 終了した。一時は73.98ドルまで上昇する場面もあった。8月3 日以降の下落率は11%。過去1年間では2.7%上昇している。

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