ギリシャでも「死者に年金」、支給やめれば1億ユーロ節約に-労働省

財政赤字の削減に苦慮するギリ シャでも、すでに死亡した国民に何年にもわたって年金が支払われて いるケースがあり、政府はこれを調査し無駄な支給をやめれば最大1 億ユーロ(約107億円)を節約できる。ギリシャ労働省が指摘した。

ゲオルグ・コトロマニス次官は報道関係者に対し、「ギリシャの 社会保障システムが抱える最大の問題点は、作業の非効率性と透明性 の欠如だ」とし、「年金が振り込まれても誰も引き出さない銀行口座 がある」と説明した。発言記録は電子メールで配布された。

100歳超の受給者のサンプルを調査したところ、320人以上が 死亡していたが、まだ年金が支給されていたという。中には1999年 から支給が続けられているケースもあった。ギリシャ紙イメリシアの 7月30日の報道によると、ギリシャ最大の年金基金、IKAには 105歳超の受給者が約8500人いる。

コトロマニス次官は、公的年金システム改革の一環として、すべ ての基金の登録記録を統合するなど、労働省が不適切な給付を防ぐ措 置を取ると表明した。

改革しなければ、ギリシャ政府の年金支払額は2060年に国内総 生産(GDP)の24%に達すると、欧州連合(EU)の欧州委員会 は昨年試算している。

-Editors: Chris Peterson, James Cone

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