ギリシャのピレウス銀:1-6月期は92%減益-特別税響く

ギリシャのピレウス銀行の1-6 月(上期)決算は前年同期比92%減益となった。ギリシャ政府が課し た特別税の支払いやリセッション(景気後退)の深刻化を受けた引当 金の増加が響いた。

ピレウス銀が26日に電子メールで配布した発表資料によると、純 利益は1000万ユーロ(約10億7000万円)となり、前年同期の1億 2800万ユーロから大きく減少。黒字企業への課税分2800万ユーロの 支払い前ベースの利益は3700万ユーロだった。

ギリシャ国債の値下がりを受けて同行は2200万ユーロのトレー ディング損失を計上した。前年同期は7600万ユーロのトレーディング 益を上げていた。貸倒損失は30%増の2億6800万ユーロ。純受取利 息は12%増の5億9100万ユーロ。

ピレウス銀が政府保有株の買収を提案しているギリシャ農業銀行 が同日発表した1-6月(上期)決算は、純損失が1億990万ユーロ となり、前年同期の7130万ユーロの黒字から悪化した。農業銀は同国 で唯一、欧州連合(EU)のストレステスト(健全性審査)で「不合 格」となった銀行。

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