ソニー:テレビの値下げペース緩和などを検討、円高対策で

ソニーの石田佳久業務執行役員は 26日に開いた3D(3次元)テレビ新製品発表会で、急激に進行して いる円高への対策として、世界全体でテレビの値下げペースの緩和な どを検討していく方針を示した。

石田氏は「一度販売したものはなかなか値上げできないので、世 界全体で値下げのペースを見直していくことを検討したい」と述べた ほか、「モデルミックスやチャネルミックスを見直し、円高の影響の 少ない市場でビジネスを拡大する」と語った。

ソニーの第2四半期以降の想定為替レートは、ドルで90円前後、 ユーロは110円前後。ソニーの場合、営業利益に対し、為替相場で1 円変動するごとにユーロで約70億円、ドルでは約20億円影響する。

北米販売は今期計画未達

また石田氏は、北米でのテレビ販売は景気悪化により数量調整を していると説明し、今期(2011年3月期)の北米でのテレビ販売は 「当初計画に到達しない」と語った。ただ日本、中国、英国など一部 の市場で想定を上回っており、北米の落ち込みを補えるとし、今期の テレビ全体の販売計画2500万台は変更しないという。

3Dテレビの販売状況については「地域によっては目標に到達し ていない国もあるが、全体ではほぼ想定通りに推移している」と述べ た。3Dテレビの比率はテレビ販売計画のうち約10%を想定している。

会見では、9月から順次発売する3D対応のブルーレイディスク 録画再生機6機種と再生機1機種、録画再生機能を内蔵した液晶テレ ビ「ブラビア」3機種を発表した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE