米SEC:委任状の新規則承認、株主による取締役入れ替えを容易に

【記者:Joshua Gallu、Jesse Westbrook】

8月25日(ブルームバーグ):米証券取引委員会(SEC)は、一 定の要件を満たす株主が、委任状説明書を通じて取締役候補を指名で きるようにする新規則を承認した。これにより、過度な幹部報酬を認 めたり、株主価値を高めることにつながる行動を怠ったりした取締役 の再任を株主が阻止しやすくなるとみられている。

SECは25日、企業が取締役を選出する前に株主に送付する委任 状説明書に、株主の推す候補者を載せることを義務づける規則を3対 2の賛成多数で承認。3%以上の株式を3年以上保有する株主が候補 を指名できる。

SECは、会社が指名した取締役は幹部報酬やリスクテークを抑 制できなかったとする投資家の批判に対応するため、新規則を承認し た。米商業会議所などの経済団体は、この規則が導入されれば、労働 組合や年金基金が委任状争奪戦を仕掛けるとの脅しを使い、会社に悪 影響を与えかねない譲歩を引き出そうとすると主張し、反対していた。

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