大阪チタニ株が急反発、チタン原料の生産増強投資を再開

高品質金属チタンで世界首位の大 阪チタニウムテクノロジーズ株が前日比7.7%高の3725円まで急反発。 スポンジチタンの需要回復を受け、同生産能力の増強投資を再開すると 25日に発表。中期的な需要に対する不透明感が後退し、業績回復を見 込む買いが優勢になった。

在庫調整の進展と航空機向けを中心とする実需の回復で、チタン需 要が急速に回復しつつある。大阪チタニでは、進ちょく率8割の状態で 中断・凍結していた第2期工事を再開する。完成すれば、スポンジチタ ンの年産能力は3万2000トンから3万8000トンへ増加する見込み。

独立系調査会社TIWの溝上泰吏アナリストは「市場の期待値が高 かった航空機向け需要がようやく出始め、足元のチタン需要には力強さ が出ている」と指摘。会社側の増産投資再開によって需要の回復傾向が 確認されたことで、「今後の需要増加によって稼働率が上昇すればチタ ン業界特有の高い利益率が見えてくる」と予想していた。

大阪チタニの投資再開による需要増加期待が高まったことから、同 業の東邦チタニウム株も前日比6.3%高の2035円まで急伸している。

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